沖縄話あれこれ ファイル2 「ぬー」

このコーナーでは南国・沖縄出身である編集部のスタッフ:Sが、知っていればちょっとだけ得をする(かも)沖縄にまつわる話を、毎回テーマを変えて紹介します。会話のネタにするも良し、ひまつぶしでも良し。まあ軽い気持ちで覗いてみてください! 

沖縄話あれこれ


テーマ:【方言 その1】 「ぬー」

はいさい、ぐすーよー、ちゅーうがなびら。

これは沖縄の方言で
「みなさんこんにちは」
という意味で、挨拶の決まり文句ですね。

沖縄の方言は「ウチナーグチ」とも呼ばれ、沖縄の中でも住んでいる地域によって使い方や単語自体が異なります。例えば私の父親が生まれた沖縄本島の「首里(しゅり)」という場所と、母親が生まれた宮古島とでは方言もかなり違ったものになります。

また、核家族だった私は正式な(?)沖縄方言を教わらずに育ったこともあって、父方、母方のいずれの地域の方言についても、聞き取りについては大まかな意味がわかる程度、話すことに至ってはほぼ不可能な状態なんです。
特に母方の宮古島の方言については、聞き取ることも至難の業です。

というわけで、正式な「ウチナーグチ」はこれから私もゆっくり勉強しつつ紹介するとして、今回は若者オモシロ方言(?)をひとつ紹介します。

沖縄では若者(学生くらいまでですかね)同士でのケンカや揉め事のときには相手を威嚇する「ぬー」というフレーズがよく出てきます。
この「ぬー」とは標準語でいうところの「なに」です。
例えば「ぬーやっている」は「なにをやっているのですか」といった具合です。

なので、揉め事の際の「ぬー」を正しく標準語にすると、そのまま「なに」となります。
しかし、これではケンカにもならないので、声色や顔の表情を「威嚇モード」に変えて「ぬー」を発声します。
そうすることによってこの「ぬー」は実にいろいろな意味を含む言葉に変化するのです。

例えば
「なんだこの野郎」
「やるのか上等だ」
「おう、表に出ろや(これは飛躍しすぎかも・・・・・)」
などなど。
要するになんでもあり、言い方次第ということになります。

テレビ番組で沖縄出身の芸人さんが「ぬー」ついて同じように面白おかしく紹介しているのを見たことがありますが、あれは必ずしも大袈裟ではないのです。

とはいえ、日常の会話において「ぬー」を単体で使うことはあまりないですし、これから沖縄の方言を勉強してみようという方にはあまりオススメできない使い方ではあります。

万が一沖縄で「ぬー」を連発する人に遭遇した場合は思いっきりシカトしてください。
若者以外でそんな使い方をする人がいたら、その人はいろいろな意味で危険な人物ということになりますので。

なんだかよくわからない方言「ぬー」でしたが、
次回はもっとためになる「ウチナーグチ」を紹介したいと思います!


スタッフ:S

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