沖縄話あれこれ 第11回 「あだ名」

このコーナーでは南国・沖縄出身である編集部のスタッフ:Sが、知っていればちょっとだけ得をする(かも)沖縄にまつわる話を、毎回テーマを変えて紹介します。会話のネタにするも良し、ひまつぶしでも良し。まあ軽い気持ちで覗いてみてください! 

沖縄話あれこれ


テーマ:【文化 その3】 「あだ名」

沖縄ではあだ名のつけ方に独特なものがあります。
例えば、ここに「タクヤ」という男の子がいるとしましょう。年齢は、そうですね7歳、小学校1年生くらいです。もし、あなたがこのタクヤ君のクラスメイトだとして、彼にあだ名をつけるとしたら、どんなチョイスになりますか?

「タクちゃん」、「タっくん」、「タっちゃん」「ターぼう」。
このあたりがスタンダードなあだ名になるかと思います。

しかし沖縄では、この場合はかなり高い確率で、この子のあだ名は「タークー」に決定します。何故かと聞かれても、「昔からそうなっているから」としか説明できない、これもひとつの文化なんですね。もちろん、タクヤくんだけじゃありません。「ミカ」という名前女の子は、よほどの事情がない限り、一度は「ミーカー」というあだ名を命名されることになります。

さらに、この命名方式は名前だけでなく名字に適用されるケースもあります。名前だとこの方式が当てはめにくかったり、友達が同じあだ名になってしまう場合などがそうです。

例えば、「ヤマカワ」さんだと、「ヤーマー」、「ニシメ」さんは「ニーメー」といった具合です。私の姉は同じ名前の友達を区別するために「ウエハラ」さんのことを「ウーハー」と呼んでいました。何だか重低音が響く仕上がりになっています。

ちなみに、いつ頃からこの「●ー●ー」方式が採用されていたのかは不明ですが、私の親も、わが子のあだ名にこの方式を採用していますし、記憶をたどれば、親戚の叔父さん叔母さんも同様だったので、この方式の歴史はそう浅くはないはずです。

こうして特有のあだ名で呼ばれることが多い沖縄県人なので、沖縄県外でこういったあだ名を耳にすると「ああ、あの人ウチナーンチュ(沖縄人)なんだ」と、何となく親近感を覚えたりします。

みなさんも、普段聞きなれない名前やあだ名で呼び合っている人を見かけたら、それはきっと沖縄県人です!(だからどうってことはないのですが……)。


スタッフ:S

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